羊毛(ウール)布団についての良くあるご質問
人生の3分の1もの時間を過ごす睡眠。そこで布団について解説いたしましたので、布団の知識をより深めて頂き、布団を購入する際のご参考にして頂けますと幸いです。
● 羊毛(ウール)ふとんの特徴は何でしょうか。
ウールは、繊維の表面がウロコ状で独特のちぢれ(クリンプ)をもっています。この形状が、保温性、吸湿・発散性を作り出しているのが特徴です。ウールは身体が発散する水分を吸収し、空気中に放湿させるので、夏の間も湿っぽい感じがありません。
● 羊毛(ウール)ふとんにはどのようなウールが使用されているのでしょうか。
羊の種類は、約3000種にも及びますが、羊毛ふとんには、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、ウルグアイ、フランス、イギリス産等のウールが使用されています。ふとんには繊維が太くクリンプの多い種類のウールが主流となっています。また、近年ではキャメル(らくだ)の毛を使用したふとんもあります。
● 羊毛(ウール)ふとんにはどんな種類があるのでしょうか。
用途では、掛けふとん、肌掛けふとん(ウールケット)、敷きふとんがあります。敷きふとんでは、パッド式のものや二層・三層式でふとんの中芯にポリエステル又はウールの固わたを入れたふとんなどがあります。また、ポリエステルとミックスしたものもあります。
● 羊毛(ウール)ふとんを購入するときどんな点に注意したら良いでしょうか。
まず、全日本寝具寝装品協会の発行する「GFマーク」や「ウールマーク」が付いているかを確認してください。これらのマークは、品質を証明するマークです。ふとんを選ぶ際には、品質表示や縫製の状態などを確認し、できるだけ臭いの少ないものをお選びください。ウールは、原産国や収穫時期、洗い加工方法によって臭いの強弱がそれぞれ異なります。
● 羊毛(ウール)ふとんはどれぐらいの期間使えるのでしょうか。
使用状況や収納方法により異なりますが、一般的には5年位です。ウールは、その特性から使用している間に徐々にヘタリが生じますが、性質はあまり変わりません。しかし、3年位経ったら点検されることをお勧めします。
● 羊毛(ウール)ふとんは日に干さなくて良いでしょうか。
日干しすることによって、吸収した湿気や臭いを取り除き衛生的にご使用いただけます。
日干しは、週に1回程度、片面2時間くらい、午前10時から午後3時までにカバー等を付けたまま干してください。また、ふとんを取り込む際には、ふとんの表面を軽く手で払いホコリを取り除くようにし、強い”ふとんタタキ”はお避けください。詰めものやふとん生地を傷める恐れがあります。
● 買ったばかりなのに臭いがしますが、どうすれば良いでしょうか。
ウールにはウール独特の臭いがあります。産地や収穫時期、洗いや加工方法等により、多少の違いがありますが全く無臭ということはありません。ある程度の臭いはやむを得ません。また、使用中でも湿気を吸収してそのままにしておきますと、臭いが出ますので日干しをし乾燥させてください。
● 羊羊毛(ウール)ふとんから毛が出てきますが、どうすれば良いでしょうか。
ウールの表面はウロコ状となっており、ふとん生地から毛が出やすい性質があります。そのため、ふとん生地には毛が出にくい生地が使われたり、加工が施されていますが、ある程度の吹き出しはやむを得ません。多少の吹き出しであれば使用上は問題ありませんので、カバー等で覆って使用してください。しかし、吹き出し量が多い場合には、購入店又はメーカーにご相談ください。
● 羊毛(ウール)ふとんが汚れたが、クリーニングはできるでしょうか。
羊毛(ウール)ふとんのクリーニングは、ドライクリーニング又はふとんの丸洗い業者による水洗いができます。ただし、クリーニングする場合には専門業者か、寝具専門店にご依頼ください。ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してある薄いもの以外はお避けください。
● 羊毛(ウール)ふとんの打ち直しはできるのでしょうか。
ウールの繊維はちぢれやウロコ状のため、使用中に繊維と繊維が絡み合ってヘタリが生じます。そのため、打ち直し加工をすることはできますが、その効果はあまり期待できません。
● 羊毛(ウール)ふとんからダニは発生しますか。
羊毛(ウール)ふとんからダニが発生することはありません。しかし、家庭内にいるダニがふとんの表面に付着することがありますので、お部屋のお掃除やふとんの日干しなど普段の手入れをお勧めします。
● 羊毛(ウール)ふとんを長期間収納するときの方法を教えてください。
日に干してよく乾燥させた上で、汚れがあれば除去し、通気性のあるケース又は布で包んで防虫剤等を入れて湿気のない場所に保管してください。通気性がなく湿気が多い状態ですと、蒸れて臭いが発生したり、ウールの品質を損なうことがありますのでご注意ください。また、保管中でもときどき日干しをして乾燥させてください。なお、ふとん圧縮袋をご使用になる場合には、良く乾燥させてからお使いください。
● 羊毛(ウール)ふとんは燃えにくいと言われますが、なぜですか。
ウールは自然のままでも極めて燃えにくい難燃性の繊維ですので、火がついても火元がなくなれば燃え広がらずに炭化します。
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